矯正歯科も一般の歯科医院と同じ「歯医者さん」です。
ただ一般の歯科医院が虫歯や歯周病など歯の病気の治療を主にしているのに対し、矯正歯科は主に歯並びと歯茎の矯正を治療の目的としていて、虫歯などの一般的な歯の病気の治療はしていません。
もちろんたまたま歯並びを矯正しに来院した方の歯に虫歯が見付かった場合、自分で虫歯の治療をする事もありますが、提携している歯科医院を紹介して自分では治療をしないドクターも多い様です。
一般のお医者さんが自分の苦手な診療は専門医を紹介するのと同じですね。
日本でも顔やボディラインをキレイにする美容整形は以前から行われていて既にかなりの歴史を持つ様になりましたが、矯正歯科という言葉が聞かれる様になったのは最近の事です。
その点は矯正歯科が社会に広く認知されていて、歯の矯正治療が普通の病気治療と同じ様に行われているアメリカなどと大きく違うところですね。
よく欧米人には八重歯や出っ歯の人が少ないと言われるのは何も人種的なものではなく、欧米人は八重歯や出っ歯などは皆が子供の時に矯正してしまうので、結果的に大人の八重歯や出っ歯が少ない様に見えるわけです。
ただ日本でも子供の歯の矯正だけを行う小児専用の矯正歯科は、以前から結構存在していました。
しかし八重歯を「かわいい」と思う様な歯並びに寛容な国民性もあって、矯正歯科が大幅に増えるという事はありませんでした。
ちなみに欧米では八重歯は「ドラキュラの歯」と言って非常に嫌われていますので、ほとんどの人は子供の時に矯正してしまいます。
大人になっても八重歯がある方は、子供の時に家が貧しくて歯の矯正が出来なかった方だと言われています。
ですから日本人の大人で八重歯がある方がアメリカなどへ行くと、「この人は子供の時に貧しい家に生まれた可哀想な人だ」と思われるかも知れませんね。
この様に欧米に比べて歯並びには比較的関心が薄かった日本でも、最近は若い世代を中心に顔やボディラインの美容整形と同じ様に、歯の美容にも関心を持つ方が多くなって来ました。
それと共に大人でも歯並びの矯正をする方がどんどん増えています。
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