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大人の矯正治療が増加中

少し以前までは矯正歯科での歯並びの矯正は子供がするものと考えられていて、大人で歯並びの矯正をする方は少数派でした。

大人に歯並びの矯正をする方が少なかった理由のひとつに、「矯正装置の装着」の問題があります。

歯列矯正をする場合、普通1年~2年程度口腔内に矯正装置を装着しなければいけませんね。

ところが以前の歯列矯正では、金属製の矯正装置を歯の外側に装着するのが一般的でした。

当然他人の目からは矯正装置が丸見えになります。

子供の場合は社会的な行動範囲は学校や塾など狭い範囲に限られていて、毎日ほぼ同じメンバーと顔を合わせていますので、矯正装置を装着していてもやがて見慣れた光景になってだれも注目しなくなります。

しかし大人の場合は社会的な行動範囲が広く様々な人との出会いが考えられますが、その中には歯列矯正という美容整形的な治療に対して批判的な方もおられるかも知れません。

特に日本人の場合、美容整形に良い感情を持っていない方は少なくありませんので、その様な方と出合う可能性は十分に考えられます。

そうでなくても若い女性などはあの決してオシャレとは言えない矯正装置を付けて、職場や学校で自分の顔を晒すのはなかなか勇気のいる行為ですね。

しかし最近は矯正装置も素材に歯と同じ色の白いセラミックを使ったものを使用したり、矯正装置を歯の外側ではなく内側に付ける施術も行われる様になりました(舌側矯正)。

又、透明なラミネート製のマウスピース型の矯正装置なども開発されて、矯正装置を装着している事を他人に知られる事無く歯列矯正が出来る様になっています。

その結果、歯列矯正に対する抵抗感も薄くなり、いま若い世代を中心に自分の歯並びをキレイにしようという方が増加中です。

ただ大人の場合、顎の骨や歯の成長は完全に止まっていますので、成長期の子供に比べると治療に時間が掛かります。

又、大人の場合学生ならともかくお仕事を持っている社会人の場合、治療の為の通院時間もあまり頻繁には取れません。

この様に大人の歯列矯正の治療には子供の治療とは異なる特殊性があります。

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